私が高校に行かなくなった理由が、この年になってようやく分かってきた。
それは、転職と同じ構造だったのだ。
私が高校へ入学したのは、バスケットボールのトライアウトに合格したことがきっかけだった。
勉強が嫌いだった私は、高校に進学できる学力ではなかった。
中学時代も毎日部活に明け暮れていた。
父に連れられ、私は単独で高校のトライアウトを受けた。
入試も受けたが、答案にはまったく自信がない。
それでも結果は合格だった。
入学してみると、その高校は3年生中心のインターハイ常連校。
2年生はまだそのレベルに達していない者が多く、
1年生には一般入試組、トライアウト組、さらには全中優勝経験者までいた。
1年生は20人ほど。
全学年で30人ほどだったと思う。
その人数からも分かるように、途中で辞めていく者も多かった。
私が高校を辞めるきっかけになったのは、関東大会だった。
キャプテンがケガで出場できなくなった試合の終盤、突然キャプテンのユニフォームを渡され、試合に出ることになった。
今思えば、事前にキャプテン登録されていたことを意味していたのだろう。
試合は勝ったにもかかわらず、試合が終わった後の周囲の空気は冷ややかだった。
勝敗とは別のところで、人は孤立することがある。
それまで感じたことのない孤独。
そして孤立感。
今なら分かる。
これは、会社を辞める人が感じる心境と同じ構造だったのだ。
会社を辞める理由は、給料ではない。
多くの場合、社内で孤独を感じ、やがて孤立し、居場所がなくなる。
その結果、退職という決断に至る。
だから転職しても、同じことが起きる。
環境が変わっても、孤独や孤立を生む構造が同じだからだ。
独立すれば、孤独であることは当たり前になる。
すべての判断を自分で行う以上、それは避けられない。
しかし、当フランチャイズには決定的に違う点がある。
それは、常に相談できる経験者がいることだ。
一人で経営するのではなく、
すでに経験してきた者に相談しながら進めることができる。
社員でも、独立した事業者でも、
孤独や孤立を招く最大の原因は一つしかない。
相談できる人がいないこと。
当フランチャイズは、
単にブランドや仕組みを共有するものではない。
経営者を孤立させない仕組みである。