60歳定年からの「心・身体の健康維持と年金だけに頼らない生き方」

ecoyatai

第1章 60歳からの「年金+キッチンカー」

60歳の定年を迎えた後、どんな人生を思い描いていますか。

キャンピングカーで日本一周。

リゾートマンションで暮らす。

趣味を楽しみ、働かずに自由な時間を過ごす。

どれも素敵な人生です。

一方で、「年金だけで、この先の生活は大丈夫だろうか」と、不安を感じる方も少なくありません。

私たちは、そんな60歳からの生き方の一つとして、

「年金+キッチンカー」

という選択肢を提案しています。

60歳以前の加盟者が、途中で辞めてしまう理由

当社のフランチャイズには、60歳になる前に加盟された方の中に、途中で事業を辞めてしまうケースがあります。

その理由の一つが、年金です。

「もう少し働いて、厚生年金を掛けておきたい」

そう考えて、キッチンカーを中途で辞め、再び会社員として働く道を選ばれる方もいます。

でも、ここで私たちは一つの疑問を持ちました。

「それなら、なぜ前の仕事を辞めたのだろう?」

一方で、定年後の仕事としてキッチンカーを選び、長く続けている方もいます。

当社には、60歳で加盟し、70歳で契約満了を迎え、リタイヤされた加盟店があります。

10年間にわたって事業を継続し、累計売上は1億円に迫りました。

しかも、売上をひたすら追い求めていたわけではありません。

当時の消費税制度も考慮しながら事業を運営していました。

暑さで売上が下がる傾向のある8月には、20日程度の旅行休暇を取り、12月にも売上を調整する。

仕事だけに時間を使うのではなく、自分たちの生活を楽しみながら、10年間商売を続けたのです。

これは、私たちが考える「定年後の商売」の一つの成功例です。

一方、定年前に加盟された方でも、12年間事業を継続し、累計売上はすでに1億円を確実に超えています。

この二つの事例から分かるのは、単純に「どれだけ売ったか」だけではありません。

長く続けること。

そして、自分の人生に合わせて、仕事の量や時間を自分でコントロールすること。

それも、自営業だからこそできる働き方です。

こうした実績を踏まえ、当社では、60歳以上で、年金を掛け終えた方を中心に加盟していただくという考え方に至りました。

定年後だからこそ、仕事を「生活のためだけ」に考える必要はありません。

年金を生活の土台としながら、自分の意思で働く。

そして、人と関わり、社会とのつながりを持つ。

そんな働き方があってもいいのではないでしょうか。

私たちは、年金+キッチンカー

定年後の夢は、人それぞれです。

キャンピングカーで日本一周。

リゾートマンションで暮らす。

趣味を楽しみ、働かずに過ごす。

どれも素敵な人生です。

でも、私たちは違います。

私たちは、年金+キッチンカー。

モノを売って、お金に換える。

この非日常は、買い物では味わえない楽しさがあります。

旅行は非日常です。

キャンピングカーで旅をするのも、非日常です。

リゾートマンションで過ごす時間も、非日常です。

働かずに、自由な時間を楽しむことも、ある意味では非日常です。

しかし、いずれも月日が経てば、やがてそれは日常になります。

人は、どんな環境にも慣れてしまうからです。

商売も、行為そのものはやがて日常になります。

毎日、店を開く。

商品を用意する。

お客様を迎える。

それ自体は、日々の仕事になります。

でも、売上は毎日違います。

出会うお客様も毎日違います。

そして、私たちのキッチンカーには、お客様から「ありがとう」と言っていただく機会が多くあります。

お客様に喜んでいただき、「ありがとう」と言っていただく。

そして、その対価としてお金をいただく。

この喜びは、一度経験すると忘れられません。

私たちのキッチンカーが、他のキッチンカーとは一線を画すと言っても、大げさではないと考えています。

私たちが特別なことを言っているわけではありません。

当社以外のキッチンカー事業者であっても、10年、20年と商売を続けていけば、きっと同じような考えにたどり着くのではないでしょうか。

ただ、10年、20年と事業を継続することは、決して簡単なことではありません。

商売を続けていれば、思うように売れない日もあります。

失敗することもあります。

判断を誤ることもあります。

時には、大きな壁にぶつかることもあります。

それでも、失敗から学び、試行錯誤を繰り返し、一つひとつの困難を乗り越えていく。

数々の失敗を乗り越えてきた経験こそが、やがて成功のノウハウにつながっていくのです。

だからこそ、私たちは「長く続けること」に大きな価値があると考えています。

そして、その経験をこれから始める方に活かしていただく。

それが、私たちのフランチャイズの考え方です。


第2章 「儲からない」のではなく、「残していない」のでは?

商売は、売れれば儲かります。

たとえ利益率がそれほど高くなくても、現金の入金と支払いのバランスが良ければ、その回転差を活かして資金を運用することもできます。

ところが、時々こんな人がいます。

「一生懸命働いているのに、儲からない。」

よく話を聞いてみると、実際には利益が出ている。

それなのに、お金が残っていない。

なぜでしょうか。

その理由の一つは、商売で得たお金を、生活のために使いすぎていることです。

例えば、「反省会」という名目で、儲かったお金を経費として、毎週のように焼肉店で外食をする。

本当に必要な経費でしょうか。

家で食事をすれば、もっと少ない金額で済むかもしれません。

「反省会」なら、わざわざ外食をしなくてもできます。

商売で得たお金を、経費という名目で生活費や贅沢に使ってしまえば、当然、手元にお金は残りません。

また、自分でやれば数万円で済むことでも、業者に任せてしまう。

例えば、車検をディーラーに依頼して、数十万円を支払う。

もちろん、お金を使うことが悪いわけではありません。

しかし、自営業には、会社員とは違った考え方が必要です。

自分でできることは、自分でやる。

できるだけ無駄な支出を減らす。

そして、商売で得た利益を、次の商売や将来のために残しておく。

いわば、「自給自足」に近い感覚です。

一時的に売上が上がっても、利益をどんどん生活費や贅沢に使ってしまえば、やがて資金は細っていきます。

そして、いつの間にか、

「最近、儲からない。」

ということになってしまいます。

大切なのは、いくら売ったかだけではありません。

利益が出たからといって、それを何でも経費にして使ってしまわないこと。

必要な経費と、使いたいお金は分けて考える。

自分でできることは自分でやり、必要のない支出はできるだけ抑える。

そして、商売で得た利益を、次の商売や将来のために残しておく。

いくら残したか。

そして、残したお金をどう使うかです。

例えば、

「生活費は年金でまかない、キッチンカーの利益はできるだけ蓄える。」

という目標を持つ。

あるいは、

「キッチンカーの利益で生活し、年金は将来のために蓄える。」

という考え方でもいいでしょう。

どちらが正解ということではありません。

大切なのは、自分なりの目標を決めて、お金の使い方を管理することです。

定年後の自営業は、ただ「儲ける」ためだけのものではありません。

心と身体を健康に保ち、人と出会い、社会とつながりながら、年金だけに頼らない生活をつくる。

そのためには、売上を上げる力だけでなく、お金を残す力も必要なのです。


第3章 商売には「経験」という時間が必要

ただし、商売は甘くありません。

「売る」ということには、経験が必要です。

出店場所の選び方。

商品構成。

価格設定。

接客。

天候への対応。

仕入れ。

在庫管理。

これらは、実際に商売を経験しなければ身につきません。

経験がないまま始めると、多くの人が遠回りをします。

だからこそ、私たちのフランチャイズがあります。

フランチャイズとは、単に商品を買うことではありません。

看板を借りることでもありません。

経験という時間を買い、失敗するリスクを減らす仕組みです。

何年もかけて身につける経験を、最初から活用する。

それが、私たちが考えるフランチャイズです。


第4章 60歳からだからこそできる働き方

定年後は、毎日働く必要はありません。

年金を受け取りながら、好きな時に働く。

外へ出る。

人と出会う。

お客様と会話をする。

お客様に喜んでいただく。

そして、自分で売上をつくる。

こうした毎日の積み重ねは、収入を得るだけではありません。

外へ出て、人と会い、身体を動かし、社会とのつながりを持つ。

それは、定年後の心と身体の健康維持にもつながるのではないでしょうか。

「健康のために働く」

そんな考え方があってもいいのではないでしょうか。

「働かなくてはいけない」のではなく、

「働きたい時に働く」

という選択です。

人生100年時代。

60歳の定年は、人生の終わりではありません。

これまで働いてきた経験を、今度は自分自身のために使う。

年金を生活の土台にしながら、もう一度、自分で商売を始めてみる。

心と身体を健康に保ちながら、年金だけにも頼らない。

「年金+キッチンカー」という第二の人生。

そんな生き方も、悪くないと思いませんか。