利益の目的そして勇気と希望

ecoyatai


人間、誰もが決断を迫られる時があります。

商業経営者は、新規事業にまつわることから決断が始まり、

その後も、経営者はお客様に再び来店してもらう為、

継続的に利益の使い道を決断することが主な仕事なのです。

その判断によって、事業は良くも悪くも、その方向に進みます。

具体的には、
利益の中から老朽化した店舗の改装や、
設備、システム、商品開発、人材育成、店舗開発等

資金を投入します。

また、経営者であれば資金が必要な時、
融資を受ける度に、

決断が求められ、
その金額が多ければ多いほど、勇気が必要となり、

融資が実行されると、その資金は、新規事業への希望へと変化します。

商業で通常、
不採算店を廃業して新店舗を出店すること(スクラップアンドビルド)や、

新業態へ転換する必要があるときには

事業を継続して行くために、決断と言う勇気が不可欠なのです。

ここで大切なことは、
ただ単に、廃業する場合は、
勇気ではなくて、諦めだということなのです。

一方サラリーマンの場合、
買い物などお金が出てゆくときに決断をします。

その金額が多ければ多いほど、勇気が必要になります。

会社を辞める時も、
蓄えがなく次の仕事を決めていない場合は、収入が途絶える為、

大多数の人は、臆病になり、
嫌でも続けるしか選択肢がありません。

また、商業経営に関しては、
お金の使い道を間違わない限り、日々の営業を怠らなければ

収入が途絶える可能性は低く、
臆病になる必要は無いとも言えます。

希望が湧けば、勇気が出る。勇気があれば、希望が湧くのです。

商業経営者ならお金(利益)の使い道は、
お客様が何度でも来店して頂く為に使います。

一般的な移動販売経営では、
後述する☑薄利多売の意味も解らない。
システムも無い、その考え方も無いので

リピート客を増やそうと考えても、
それが できないのです。だから常に不安に苛まれます。

お客様の利益は考えずに、
自分の利益だけを考える傾向にあるので、
早い段階で自利貧に陥る傾向にあります。

これが、一般的な移動販売経営の現状なのです。


【元は5年でとり、その後は利益の拡大】

ここからは当社独自の移動販売(キッチンカー)のお話になりますが、
移動販売は簡単に移動できることから、

当社は、場所さえ充分にあれば、
スクラップアンドビルドのコストが掛からないばかりか、
業態転換する必要もありません。

不採算店の処理で悩む必要が無いと言うことです。

そして、同じキッチンカー(移動販売)業態であっても、

扱っている商品をお客様が知らないものであれば、売れません。
また、不衛生であったり、
値段も手ごろでなければ、売れないことに、
気が付かない移動販売の経営者が多く、

買う立場よりも、売る立場で物事を決めているのが、
一般的な移動販売経営の特徴です。
 その点、当社の商品群は、
基本的に、日本人の殆どが幼いころに口にした、給食。

とりわけ、現代の給食のなかでも人気が高いあげぱんは、
特によく売れています。

お客様の立場に立って商品の品質に見合った値段の付け方が重要なのです。

昔から薄利多売という言葉がありますが、

これは、利益額を低くするという意味ではなくて、
粗利益率を低くするということです。

(※戦略的な話をしているだけで、当社の粗利益率が低いと言う訳ではありません。)

具体的に言いますと、いつもより価格を安くして、

いつもより多く売れて、いつもよりも高い利益額を得る。

1時間の間にたくさん売るシステムがそこにあるかどうか?

当社にはそれがあります。

しかし、一般的な移動販売経営者は単に粗利が良いというだけで商売を始め、

こういった商業の絶対的な原則から外れているのです。

高すぎれば売れませんし、
安すぎれば売れたとしても利益は出ません。


江戸時代~・・・投資額の元を取るのに早くて5年掛ると言われています。
このことは商業の殆どがあてはまります。

また、5年ごとに当社移動販売車を1台増やした場合、
合計2台で、1台は元が取れているので、2台目は半分の初期投資で済みます。

更に、10年後の3台目は、初期投資が3分の1になります。

将来、家族や従業員が増えることを想定して、
5年ごとに1台また1台と増やすことが、大きな儲け。希望にあたります。

お客様に買ってもらえる状態を維持する為には、未来の希望が日々の勇気を生み出し、

そのことにより、更には買ってもらえる商品の品質が向上するということです。

売れない商品の状態や品質では、元すらとれない。ということなのです。

以上の事を踏まえ、
当社の1台の売り上げ実績からすれば、
初期投資額は妥当であり、割安であるとも言えます。



こちらのコラムは旧ホームページコラムより引用